餃子の王将、徹底した「コスト削減」と「少量多皿」の経営戦略。食事量の「グラデーション」需要を取り込む"巧妙なメニュー設計"とは

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しかし、王将には「ジャストサイズメニュー」という、少量でオーダーできるメニューがあるのをご存じだろうか。こちらを利用すれば、その子にあった専用のワンプレートを作ることができるため、キッズメニューの用意がない店舗でも慌てることはない。

今回、筆者は小学1年生の娘と夫の3人でランチタイムに同店を利用した。その時の具体的な例を挙げながら紹介したい。

「ジャストサイズメニュー」どのくらいの量?

とはいえ、ジャストサイズとはどれくらいの量なのか。また、どんなメニューがいくらくらいで展開されているのだろう。ここでは「北海道・東北・関東・甲信越」エリアのメニューと価格を紹介する(エリアによって価格は異なります。詳細は公式HPでご確認ください)。

我が子はお子様セット(税込438円)を注文。ラーメンと炒飯のどちらかを選ぶ方式なので、今回はラーメンをチョイス。セットにはオリジナルのりんごジュースと、駄菓子の詰め合わせがついてきた。

これだけでは量が足りなさそうなので、ジャストサイズメニューの炒飯もオーダーすることに。量は普通盛りのご飯茶碗1杯分くらいだろうか。小一の我が子が食べるにはちょうどいいくらいの印象だ。こちらは税込371円。ちなみに通常の大きさだと693円である。

ジャストサイズメニューの炒飯
ジャストサイズメニューの炒飯。税込371円(写真:筆者撮影)
お子様セットはこんな感じ(写真:筆者撮影)
お子様セットはこんな感じ(写真:筆者撮影)

ちなみに、逆の組み合わせ(お子様セット→炒飯、ジャストサイズ→麺類)というのは可能なのだろうか。メニュー表を確認すると、麺類のジャストサイズメニューでの提供は「揚げそば」のみだった。

ジャストサイズメニューがどんなものかを検証したいので、他にも色々頼んでみることにする。「にんにくゼロ生姜餃子」をオーダーすると餃子が3個運ばれてきた。こちらは税込192円。ちなみにオーソドックスな「餃子」も同じ価格だった。炒飯の場合も同じことが言えるが、通常の一皿6個が363円であるのを考えると、ジャストサイズメニューはやはり少し割高感がある。

しかし、この「ジャストサイズメニュー」があることで、その日のお腹の空き具合に合わせられる。ある日は親子で通常の大きさをシェアしてちょうどいい場合もあるし、ある日は親は通常メニュー、子どもはジャストサイズメニューにしてちょうどいい日もある。

ちなみに、この日の我が子は「お子様セット」とジャストサイズメニューの炒飯を組み合わせ、ちょうど良い食事量になったようだ。

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