「人がいないガランとした広場」「2階は3分の2が空きテナント」…茨城にある「リゾート風廃墟モール」の哀しい実態

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大洗シーサイドステーション
茨城にあるリゾート風のモールはなぜ廃墟化したのだろうか?(筆者撮影)
ガラガラで人がいない。空き区画だらけ。BGMだけが虚しく響いている――。日本各地に、そんな「廃墟モール」が存在する。
かつて繁栄した商業施設は、なぜ廃墟になってしまったのか? 理由を探ると、7つの要因が見えてきた――この連載では、大手ショッピングモール会社での勤務歴を持ち、プライベートでも500以上のモールを巡ったライターの坪川うたさんが現地を実際に訪れてリポート。廃墟モールが生まれる理由をひもといていく。

東京からJR特急で1時間少し。茨城県の水戸駅で1両の小さなワンマン電車、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線に乗り換えると、観光客らしき人たちが座っていた。

電車が進むにつれ、建物が低くなり、やがてのどかな田園地帯となる。途中駅で降りる人はほとんどおらず、終点の大洗駅でみな下車した。

海沿いの観光地として知られる茨城県東茨城郡大洗町。この町に、「大洗シーサイドステーション」という廃墟モールがある。

「大洗シーサイドステーション」の外観
「大洗シーサイドステーション」の外観(筆者撮影)

モール奥側と2階が空き区画だらけ

「大洗シーサイドステーション」は広々とした通路の両側に、2階建ての棟が8つ並んでいる。通路の中央に置かれた植栽や、店舗の前にかたどられたアーチが印象的だ。明るいBGMも流れている。

【画像21枚】「人がいないガランとした広場」「2階は3分の2が空きテナント」…茨城にある「リゾート風廃墟モール」
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