見合い相手から何度断られても…。高コミュ力、容姿端麗、高学歴の35歳女子の絶対譲れない"条件"――彼女がそれでもレベルを下げないワケ

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ようこ(35歳、仮名)は有名な女子大の出身だ。同級生には、知名度のある企業に勤める男性や高収入の専門職男性と、20代のうちに結婚した友人が多かった。ようこ自身も例外ではなく、20代半ばで弁護士と結婚した。

大学卒業後は有名商社に勤めていたのだが、結婚を機に退職して専業主婦になった。しかし、30歳を目前に離婚。理由は夫の浮気だった。離婚後仕事を探すものの、希望する大手企業には正社員登用の道はなく、契約社員として働くことになった。

彼女の譲れない「条件」

ようこはすらりとした容姿で、おしゃれに気を遣っている。コミュ力も抜群だ。そのため、離婚後は男性からの誘いが途切れることはなかった。

だが、誘ってくる男性たちは、元夫と比べると年収、肩書、知性、将来性のどれももの足りなく感じた。最初の結婚が周りもうらやむような条件だっただけに、次の結婚のランクを下げるわけにはいかなかった。

そこで、34歳のときに結婚相談所での婚活を決意する。結婚相談所ならば、最初に条件で相手を選別できるので、納得できる相手を選べると思ったからだ。入会面談でようこは言った。

「前の結婚では、元夫が暮らしやすい家庭を作ろうと思って仕事を辞めて、専業主婦になったんです。家事もがんばっていた。そんな自分を裏切ったことが、どうしても許せない。だからこそ、次は必ず幸せな結婚をしたい」

その言葉には怒りよりも、尽くした自分をないがしろにした元夫への悔しさがにじんでいた。目指すのは、元夫と同レベル、またはそれ以上の条件の男性と結婚することだ。

活動を開始したようこは、弁護士や医師、あるいは高収入の男性にばかり申し込みをかけた。同世代とは難しかったが、40代後半男性とならお見合いが組め、仮交際に入ることもできた。

だが、仮交際に入ってもなぜか関係が続かない。最初は頻繁だった男性からの連絡も徐々に減っていき、ある日、交際終了の連絡が届く。その繰り返しだった。

婚活で関係性が深まるか否かは、お互いの波長が合うか、人間性が魅力的かどうかにかかっている。バツイチとはいえ、見た目が良く、学歴もあり、会話の運びも上手なようこは、初対面では多くの男性に好印象を与えるタイプだ。

だが、交際を重ねていくうちに、男性たちの彼女への思いが少しずつ変わっていく。

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