《家のカビ相談》24年比で65%増"の理由 見えない腐朽の深刻 「新築だから大丈夫、ではない」
②収納・家具裏の「よどみ」解消
クローゼットの奥や家具の裏側、サッシ周りは、室内外の温度差が生じやすく、湿気が滞留しやすい場所である。特に壁に密着した大型家具の裏などは空気が動かず、カビにとっての栄養源となる「ほこり」も蓄積しやすいため、注意が必要だ。
・家具は壁から5センチほど離して配置し、空気の通り道を確保する。
床下収納は…?
③「床下収納」を建物の健康診断に活用する
床下はもともと湿気がこもりやすい構造だが、日常的に開ける機会がないため、カビや腐食の進行に気づきにくい場所とも言える。また床下収納庫は単なる入れ物ではなく、建物の深部を確認できる「点検口」でもある。定期的なチェックを心がけたい。
・年に一度は収納箱を取り出し、床下の臭いを直接確認する。もし「ツンとするカビ特有の臭い」を感じた場合は、被害が広がっている可能性や、漏水などの不具合が生じているサインの場合も。
高気密・高断熱という優れたスペックを持つ住宅は、本来、より快適な環境を生むための素晴らしい技術である。しかし、そのポテンシャルを維持できるかどうかは、最終的には住まい手の“管理”次第でもある。
せっかく気づくことのできた「カビ」を、住まい方を見直す絶好のきっかけにしてみてはどうだろうか。難しく考える必要はない。まずは「ほこりをためない掃除」と「湿気を逃がす換気」を心がけ、住まいに適切な空気の流れを作ることから始めてみることをおすすめしたい。
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