《家のカビ相談》24年比で65%増"の理由 見えない腐朽の深刻 「新築だから大丈夫、ではない」
「高温多湿の日本において、少しのカビはしょうがない」、そう考える方もいるかもしれない。だがカビを単なる日常的な汚れ程度に捉えて放置してしまうと、後に大きな後悔を招くことになりかねない。なぜなら、カビの発生は、建物が内側から傷み始めているSOSかもしれないからだ。そしてカビの放置は、以下のような深刻な事態を招くリスクもある。
わが家を「心地よく住み続けられる、価値ある資産」として守るためには、小さなカビを「いつものこと」と見逃さない意識が大切になってくる。
カビを「寄せ付けない」3つのポイント
カビの発生を抑え、住まいの良好なコンディションを維持するためには、建物の性能に頼るだけでなく、住まい手による「空気のマネジメント」が欠かせない。私たちのもとに寄せられる相談内容を分析すると、共通して見直すべき3つのポイントが浮かび上がってくる。図とあわせて、日常で実践できる具体的な対策を確認してほしい。
①換気・フィルター周りを点検する
特に24時間換気システムは、現代の住宅における換気の要である。寒さや音を嫌って給気口を閉じてしまうと、室内環境の悪化を招くだけでなく、排出されるべき湿気が家の中でよどんでしまう。またフィルターが詰まると換気が十分にできず、湿気がこもる原因となる。
エアコンに関しては、冷房運転で発生する結露がカビの原因となるため、季節ごとの内部清掃に加え、使用後に「送風運転」を行うことで結露を減らせる可能性がある。
・ フィルターを中性洗剤やぬるま湯で洗浄し、汚れがひどい場合は交換すること。


















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