「休み連絡がLINEで来た」激怒した52歳部長と若手それぞれの"言い分" 上司が知らないたった一つの盲点
実は私自身、部下から休みの連絡を、電話でされても困ることが多い。
朝の通勤時間帯は、電車に乗っていれば電話に出られない。出社してからも、始業直後はバタバタしている。電話が鳴っても、すぐに対応できないこともある。
だからこそ、LINEやショートメッセージで連絡をもらったほうがありがたいと思う。手が空いたタイミングで確認できるし、内容も一目でわかる。「了解」と返信すれば、それで完了だ。
メールはどうか。私はプッシュ通知を使っていないので、朝から集中モードに入っていると、半日でもメールをチェックしないことがある。だから、休みの連絡をメールで送られると、気づくのが遅れてしまう。
個人差があると思うが、私のような50代世代でも、同じように感じている人も多いのではないか。
「LINEだから誠意がない」「非常識だ」という発想は、正直なところ、もう古いのではないか。連絡手段よりも、確実に届くかどうかのほうが重要だと思うのだが。
「前日に連絡できたはず」は本当か
「前日の夜から調子が悪かったなら、その時点で連絡すべきだ」という意見もある。
たしかに、インフルエンザやコロナに感染して高熱が出ている。明らかに翌日は無理だとわかっている。そういう場合は、前日のうちに連絡したほうがいいだろう。
しかし、そこまで深刻でない場合はどうか。
「ちょっと調子が悪いけど、寝たら治るかもしれない」「明日の朝になったら、回復しているかもしれない」。そう考えるのは、ごく自然なことではないだろうか。私自身もそうである。多少の体調不良なら、翌朝の状態を見てから判断したいと思う。
前日の夜に「明日休むかもしれません」と連絡して、翌朝「やっぱり大丈夫でした」となるのも、それはそれで気まずい。だったら、翌朝の状態を見てから連絡しよう。そう考えるのは、むしろ相手への配慮ではないか。
「始業5分前に連絡してくるなんて遅すぎる。せめて1時間前、2時間前に連絡すべきだ」という声もある。
たしかに、気持ちはわかる。早めに連絡をもらえれば、上司としても対応しやすい。しかし、現実はそう単純ではない。
冒頭で紹介した若手社員がそうだ。朝起きた時点では「なんとか行けそう」と思っていた。しかし、準備をしているうちに悪化した。電車に乗ったが、途中で気分が悪くなった。駅で降りて様子を見ていたら、始業時間が近づいてしまった。こういうケースは珍しくない。体調というのは、自分でもコントロールできないものだ。


















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