強盗に狙われている「危険な"迷惑電話"」10の特徴 最新の"迷惑電話"は「ただの詐欺」で終わらない

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不審な電話に出るシニア女性
「迷惑電話」1本が強盗被害につながる危険性もある(写真:C-geo/PIXTA)

「警察です。あなたの家の周囲で不審者が出ました。今はご在宅ですか?」

このような電話がかかってきたら、思わず「今は外出中です」と答えてしまう人もいるだろう。

だが、これは「アポ電」という詐欺や強盗の下準備のための電話の手口だ。犯人が事前にターゲットの在宅状況や家族構成、また資産状況を確認するためにかけている。

“1本の電話”から「強盗」につながる

逮捕者が続出しても、なお途絶えない「連続強盗」。年末年始だからといって犯罪者たちが休むなんてことはなく、長期休みで人々の気が緩む頃を見計らい、その動きを活発化させる。

そして、電話詐欺くらいでは「命までは取られない」と思っているかもしれないが、これが強盗被害につながる危険性も大いにあるのだ。

家族を装って「緊急でお金を振り込んで」と電話をかけてくる、いわゆる「オレオレ詐欺」には、さすがに引っかかるわけがないと思っている人も要注意。電話を使った詐欺は、年々巧妙化しており、「まさか自分が」という人も数多く引っかかってしまっている。

迷惑電話や特殊詐欺電話の対策サービスを提供するトビラシステムズのセキュリティリサーチャーとして、日々特殊詐欺電話の調査・分析を行っている筆者が、最新の詐欺電話“10の特徴”と対策をお伝えする。

対策を考えている人だけでなく、「自分は絶対に大丈夫」と考えている人こそチェックしてほしい。

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