1泊89万円もある中…世界一安い!?2万円台の「ザ・リッツ・カールトン」に泊まって見た光景 クラブラウンジからサービスまで…現地ルポ

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今回の旅行では、ホテルステイにくわえて、パンダ観覧や四川料理の食べ歩きを楽しんだ。

おしなべて物価の安い中国だが、レストランはホテルほど安くない。ただし、安く済ませる方法はある。中国には中国版食べログともいうべき大众点评(dianping)というアプリがある。このアプリはレストランの営業時間や口コミの評価や客がおすすめする料理などが写真入りで掲載されているうえ、予約もできるので非常に便利なのだが、重宝するのが割引のクーポンである。

高級店でも使用できるクーポンが提供される

日本でもホットペッパーなど、割引のクーポンを提供するサイトは少なくないが、多くはワンドリンク無料提供や10%オフといったものであるし、高級店は対象とならないことが多い。だが、中国ではかなり高級店や有名店でも半額やそれに近い金額のクーポンが提供されることが少なくない。

THE BRIDGE
世界的シェフ、アンドレ・チャンのプロデュースするレストラン「THE BRIDGE」(筆者撮影)

今回は世界的なシェフ、アンドレ・チャンがプロデュースするTHE BRIDGEと伝統的四川料理の老舗である「松雲沢」で利用した。後者では2人分のコース料理1188元(約2万6500円)が668元(約1万4900円)で43%引きとなった。1人あたり7450円なのだから、世界の高級レストランの水準を考えると格安といえる。

使い方は、まず中国旅行では必須のアプリであるWeChatを立ち上げて、画面上部にある検索画面で「dianping」と入力し、次の画面に現れた「大众点评」をクリックする。次に画面左上の都市を自分が調べたい都市に変える。その次に自分の行きたい店の名前を入れる。すると、コース料理(到店套餐)が表示される。5.6折とあれば、44%引きで食べられるということだ。

THE BRIDGE
「THE BRIDGE」では2人用のコースを口コミサイト「大众点评」のクーポンを利用して43%引きで食べることができた(筆者提供)

クーポンには有効期限があることと、バレンタインデーなど特異日には利用できないことなどの注意点があるのに注意したい。

自分の購入したいコースを選び、購入するとスマホにQRコードが表示されるので、決済時にそれを提示すればよい。お店に到着して割引のクーポンが利用できるか確認してからその場で購入することも可能だ。

コース料理の割引ではなく、「代金券」という、レストランで食べる金額に応じて割引く食事券のようなものもある。

人気店はこうした割引をしていないところが多いが、自分が食べるレストランが決まったら、割引の有無を調べておくとよいだろう。

円安で「高い高い」といわれる海外旅行だが、少なくとも今回旅行した成都はホテル代、食事代ともに日本よりもはるかに格安だった。

プチ贅沢はしてみたいものの、日本ではちょっと……と考えている人に成都はおすすめのディスティネーションといえるだろう。

橋賀 秀紀 トラベルジャーナリスト

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はしが・ひでき / Hideki Hashiga

東京都出身の50代。早稲田大学卒業。「3日休めれば海外」というルールを定め、ほぼ月1回の頻度で海外旅行に出かける。訪問国は135カ国(2025年3月現在)。

著書に『世界一周航空券バイブル』(イカロス出版)など。『週刊東洋経済』で「サラリーマン弾丸紀行」を連載した。Yahoo!ニュース エキスパート。記事の内容についてのお問い合わせ・取材の依頼などについてはこちらまで。

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