1泊89万円もある中…世界一安い!?2万円台の「ザ・リッツ・カールトン」に泊まって見た光景 クラブラウンジからサービスまで…現地ルポ

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チェックインして荷ほどきをすると、さっそく38階のクラブラウンジに足を運んでみた。ゲストの数に対して座席数は十分あり、いつもゆとりをもってくつろぐことができた。

フードも常になにか用意され、その気になれば、ここですべての飲食を済ませることも可能だ。ラウンジ内のスパークリングワインはさすがにシャンパンというわけにはいかなかった(イタリアのスプマンテ)が、毎日12時から22時30分まで、アルコールが常時提供されるのも、酒好きにはありがたい。

ザ・リッツ・カールトン成都
クラブラウンジで提供されるアフタヌーンティー(筆者撮影)

アフタヌーンティーの時間に行くと、何もいわずにティースタンドが運ばれてきた。カフェラテはパンダの聖地である成都らしく、パンダの絵が描かれている。

ザ・リッツ・カールトン成都
クラブラウンジでラテをオーダーするとパンダのデコレーションで提供された(筆者撮影)

下世話な話ではあるが、このクラスのホテルのアフタヌーンティーなら2人分で1万円かかるところがほとんどと考えると、かなり元がとれた気になる。

サービスは?

リッツカールトンといえば、そのサービスに定評があるが、フロント、ドアマン、レストラン、クラブラウンジのスタッフなど、いずれも対応が素早く正確だった。

部屋数が350を数える比較的大きめのホテルにもかかわらず、部屋でトイレットペーパーを頼んだら、数分後にトレイに載せて満面の笑みで女性スタッフが届けてくれた。リクエストをしてもなかなか持ってきてもらえないホテルが少なくない中、ベーシックな部分で質が高いといえるだろう。

ザ・リッツ・カールトン成都
クラブラウンジでは、毎晩茶芸のパフォーマンスが披露された(筆者撮影)

これだけ超格安であるにもかかわらず、日本人を含む外国人は決して多くなかった。オーバーツーリズムが語られる日本とは対照的に、中国は上海などの大都市でも外国人旅行者の姿はまばらである。インバウンドが決して多くないうえ、ツーリストに比してホテルの供給量が過剰なことが、この低価格の背景にあるのだろう。成都などの内陸部は特にその傾向が強いようだ。

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