1/4 PAGES
樋口さんが経験したトイレの悲劇とは(写真:skipinof/PIXTA)
人生後半は思いがけないことの連続。すぐに息が切れる、立ち上がるのもひと苦労、ころんで骨折……。加齢現象という未知との遭遇は、前向きに老いを迎え撃つ大冒険の始まりです。
介護や認知症、老後のお金など、年とともに増えるさまざまな不安は、笑ってはねのけましょう。高齢社会の専門家・樋口恵子さんの著書『増補版 老いの福袋 あっぱれ! ころばぬ先の知恵88』から、一部抜粋・編集してお届けします。
「古傷が痛む」は本当だった
あれはちょうど50を迎えた頃だったと思います。
2階に玄関がある友人の家を訪ね、帰ろうと思ったら、階段の電灯が切れて真っ暗でした。それなのにおっちょこちょいの私は、注意を怠り大勢の友人たちとおしゃべりに夢中。一段踏み外してしまいました。
右膝を強打し、まさに目から火が出る思い。しばらく動けませんでした。
翌日、病院で検査したところ、ちょっと骨に異常があるものの手術するほどではないとのこと。忙しさにかまけて、そのまま放置していました。
60代では、夫の入院中、慣れぬ雪かきをして左膝を捻挫。しばらく片足を引きずっていましたが、鍼治療でなんとか治りました。それが70歳を超えて再発しました。
次ページが続きます:
【50を過ぎたら「ころばぬ先の注意」】
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES
