年収、身だしなみも完璧だったけど…。「条件だけで相手を選ばない」38歳婚活女子の本音――「また会いたい人」と「1回で終わる人」の違い

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結婚相談所の仮交際は、同じ時期に複数の相手と会うことを前提とした仕組みだ。だからこそ、本人の意思とは関係なく、常に「比較」の中に置かれている。時間をかけて1人の相手と向き合い、少しずつ関係を育てていく自然な出会いとは、出発点からして違っている。

では、その比較の場で、人はどんな点を見ているのだろうか。
見ているのは、日常の何気ない振る舞いに関するものだ。

お互いどこを見ているか?

女性が男性をお断りする理由には、食事のマナーの悪さ、店員への接し方、デートの段取りや店選びを相手に丸投げする姿勢、愚痴や他人の悪口の多さ、身だしなみへの無関心、上から目線の発言などが挙げられる。

一方、男性が女性をお断りする理由としては、おごられて当然という態度、店選びへの不満、感謝の言葉がないこと、LINEの返信が曖昧で遅い、自慢話の多さといった声が多い。

注目したいのは、ここに年収や学歴の高さ、容姿のよさといったわかりやすい条件が、必ずしも“選ばれる”決定打として表れていない点だ。


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結婚とは、これから何十年もの時間を、ともに暮らし、同じ日常を重ねていく営みだ。

相手や周囲への敬意を忘れず、感謝をきちんと言葉にできる人かどうか。疲れたとき、不安なときに、そっと寄り添ってくれる存在でいられるかどうか。

仮交際の期間に大切なのは、背伸びをした自己アピールではない。むしろ、ふだん通りのやり取りのなかで、自然ににじみ出る思いやりや優しさこそが、相手の心に静かに残り、「この人と前に進みたい」と、選ぶ決め手になっていくのではないか。

鎌田 れい 仲人・ライター

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かまた れい / Rei Kamata

雑誌や書籍のライター歴は30年。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も。『週刊女性』では「人間ドキュメント」や婚活関連の記事を担当。「鎌田絵里」のペンネームで、恋愛少女小説(講談社X文庫)を書いていたことも。婚活パーティーで知り合った夫との結婚生活は19年。双子の女の子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。公式サイトはコチラ

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