「フェイクニュースじゃなくて?」戸惑いの声も多数…「ロッテリア」を全店転換の「ゼッテリア」が、《"マック超え"の脅威》となりうるワケ

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ゼンショーによるロッテリア買収とゼッテリアへの店舗転換も、そうした流れの中で位置づけられるだろう。

また、ハンバーガーチェーン各社は、原材料高で値上げを余儀なくされているだけでなく、各社は価格以外の新たな価値を創出していく方向に活路を見出そうとしている。

筆者もゼッテリアに行ってランチメニューを試してみた。

ロッテリアのランチメニューより価格は高く、「マクドナルド」の「ひるまック」と同価格帯だが、ハンバーガーの肉は厚くておいしいし、落ち着ける雰囲気もあり、価格に見合った満足度は得られた。

なお、店には平日の13時過ぎに行ったが、ほぼ満席だった。

ゼッテリア
筆者が1月中旬に訪れた都内店舗のランチメニュー(写真:筆者撮影)
ゼッテリア
筆者が注文したのは、イチオシの「絶品ビーフバーガー」のランチセット(税込み790円)。肉厚で満足感が得られた(写真:筆者撮影)

ロッテリアのよいところは残しつつも、時代に合わせて変えるべきところは変え、新たな価値を創出していこうという戦略性が、ゼッテリアにはあるように筆者には感じる。

ハンバーガー店が「カフェ市場に進出」するメリット

カフェメニューの充実という点に関しては、すでにマクドナルドが実施して、成功を収めている。マクドナルドは、ドリンクやスイーツメニューを充実してカフェ需要を取り込んでいる。

筆者は年末年始にイタリアへ行ったのだが、イタリアのマクドナルドでも同様の展開がなされていた。フードとカフェのカウンターが分かれていて、カフェでは、多様なドリンクとスイーツが提供されていた。

イタリア マクドナルド
イタリアのマクドナルド(写真:筆者撮影)
イタリア マクドナルド
世界各国、安定した美味しさを提供。写真はイタリアのマクドナルドで注文したチーズバーガーのセット(写真:筆者撮影)

コロナ禍で、職場や学校、あるいは自宅以外の場所で仕事や勉強をする習慣が世界的に根付いていったが、その最適な場所を提供したのが、カフェであったと見ることができるだろう。

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