「フェイクニュースじゃなくて?」戸惑いの声も多数…「ロッテリア」を全店転換の「ゼッテリア」が、《"マック超え"の脅威》となりうるワケ

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事業主体が変わった以上、「ロッテ」を含むブランド名を使用し続けることは支障があるし、こういったケースでは株式譲渡の際にそのような契約になっていることが多い。

たとえば、「餃子の王将」と「大阪王将」は、別の会社(「大阪王将」が「餃子の王将」からのれん分けをして独立した)だが、「大阪王将」の元従業員が「(厨房に)ナメクジ超大量発生してます」などと虚偽投稿を行った際に、「餃子の王将」にもクレームが入ってしまった。

名前が似ているだけでもこうした問題が起きることを考えると、別会社が同じブランド名を使用すると、多くの支障が出てくることが想定できる。

ゼッテリア
「ロッテリア」に似ているような……転換当初は戸惑う人が続出したゼッテリア(写真:筆者撮影)

「中途半端な改名」ではない、“巧みな戦略”

「名前を変えざるをえない」のは不可避の事情があったとしても、「継続性を担保する」という点については、戦略に基づいて判断していると考えられる。

ゼッテリアは、ロッテリアと比べて「絶品バーガー」を主軸に据えて高付加価値化、高価格化を図っている点と、スイーツやドリンクなどのカフェメニューが充実している点に特徴があるが、まさにこの点が新店舗の「戦略」になるだろう。

ハンバーガーチェーンに限らず、外食産業は、

・原材料高とそれに伴う値上げ
・競争環境の激化

という問題を抱えている。

日本のハンバーガー市場は拡大傾向にあり、主要企業が相次いで運営体制を変更している。

「バーガーキング」は出店が加速する中で、さらなる拡大を企図して金融大手のゴールドマン・サックスが日本事業を買収した。

また、「ドムドムハンバーガー」を運営するドムドムフードサービスは、事業領域の拡大を目指してMBO(マネジメント・バイアウト:経営陣が参加する買収)を実施した。

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