子どもを「本好き」に変える、ただ1つの方法 いきなり本を読むのはハードルが高すぎる

印刷
A
A

疑問点、知りたいという心理状態はそれほど長くは続きません。ですからすぐに調べられる現代文明の利器を使います。そうすると、子どもは写真や動画、さらに文章で書かれた活字を“読む”ことになります。そこで好奇心がさらに出てくれば、図書館や本屋へ行って興味対象の本を見てみるのです。

好奇心を引き出せれば、多くの問題が解決する

私は、これが読書の入口だと思っています。いきなり読書へ関心が向くという子どもは確かにいますが、そのような子は、レアケースであると考えていいでしょう。ですから一般的には、「調べ習慣」をつけていくことが先決であろうと思っています。

子どもは小さいときから「なんで?」「どうして?」という質問をします。子ども心にも、疑問が多々あり、それを知りたいという好奇心があります。いつしか大人はそれらにいちいち答えることが面倒になり、そのままにしていまい、やがて子どもは「聞いても仕方がない」と思い、学校でも「覚えればいいんでしょ」と考えるようになってしまいます。

物事には背景があり、理由があります。それは時に、非常に人の心を動かす内容であったりします。日常生活の中にも、あちらこちらに“好奇心の種”が転がっています。特に子どもの周囲にはたくさんあります。

それを少しだけ、引き出してあげることができれば、読書や読解力や学力に関する問題は一気に解決していきます。ぜひ、「なぜだろうね。どうしてかな」の次に、「調べてみよう!」という段階まで進めてあげることをお勧めします。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
トヨタ国内販売幹部が交代、増える受注残に危機感
トヨタ国内販売幹部が交代、増える受注残に危機感
ウマ娘ヒットの裏で「スマホゲーム」が深める苦境
ウマ娘ヒットの裏で「スマホゲーム」が深める苦境
ニトリ、家具の王者が「家電攻略」に動き出す必然
ニトリ、家具の王者が「家電攻略」に動き出す必然
パナソニック「指定価格」導入に揺れる家電量販店
パナソニック「指定価格」導入に揺れる家電量販店
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT