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「燕尾服を着た日本人は猿によく似ている」 朝ドラ『ばけばけ』ヘブン先生にはとても見せられない?鹿鳴館外交の醜態

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  • 真山 知幸 伝記作家、偉人研究家、芸術修士(MFA)

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(写真:tamu1500 / PIXTA)
NHKの連続テレビ小説「ばけばけ」が注目を集めている。明治時代の作家・小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツをモデルにした物語である。ギリシャに生まれて、アイルランドで幼少時代を過ごしたラフカディオ・ハーンが日本に渡ったのは、40歳のとき。翌年に小泉セツと結婚し、46歳で日本国籍を取得。小泉八雲として第2の人生を送った。「耳なし芳一」などの『怪談』で知られる小泉八雲と、その妻の小泉セツは、どんな生涯を送ったのか。『大器晩成列伝 遅咲きの人生には共通点があった!』の著者で偉人研究家の真山知幸氏が解説する。
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鹿鳴館でのパーティに出ることがステイタス

明治維新によって、髷を切り、和風から洋装へと日常生活に西洋スタイルがどんどん用いられるようになり、武士は特権を失い、刀も奪われた。朝ドラ「ばけばけ」で描かれているように、没落士族は苦境にあえぐこととなる。

何とかして日本を文明国だと西洋に認めてもらい、不平等条約を撤廃する――。

そんな明治政府の悲願のもと、欧化政策が進められることになったが、何も戸惑ったのは庶民や武士だけではない。率先して欧米スタイルを実践しなければならない、明治政府の高官たちもまた奮闘していた。

外務卿を務めた井上馨は、在欧各国の公使に対して、条約改正の方針を各国に通知するように訓令を発した。しかし、そうすんなりといくはずもない。イギリスは最小限の修正にとどめようと、各国に根回しをし、足並みをそろえられてしまった。

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【なぜイギリスは強硬な態度を取った?】

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