「レオ様」「PTA」のタッグ作《ワン・バトル・アフター・アナザー》が「映画賞を席巻」する背景

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ワン・バトル・アフター・アナザー
アメリカで映画賞を席巻している『ワン・バトル・アフター・アナザー』。写真はチェイス・インフィニティが演じた主人公・ボブの娘ウィラ。(写真:『ワン・バトル・アフター・アナザー』(C)2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.)
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アメリカで2026年の映画賞を席巻している映画がある。日本では昨年10月3日に公開された『ワン・バトル・アフター・アナザー』だ。

北米のオープニング3日間は興行収入2200万ドル(約34億円)、興行収入ランキング1位の好調なヒットスタートだったが、日本では同3日間の興収1.3億円(動員8.3万人)、週末映画動員ランキング8位という鈍い出足となり、翌週にはTOP10圏外へ。

しかし、当初より本国アメリカだけでなく、日本でも映画ファンの間では「25年No.1の洋画」と高い評価を受けていた。国内の洋画興行は大作でも出足によってはすぐに打ち切られる作品が多いなか、封切りから3カ月目に入る現在も上映は続いている。関係者によると3月まで続く見込みだ。

その理由は、本作が今年の「第98回アカデミー賞」の最有力候補の位置づけにあるから。公開時、日本ではあまり話題にならなかった隠れた名作が、映画賞シーズンを経て息を吹き返そうとしている。

ありがちなハリウッド大作とは一線を画す

本作の主演は、世界的スターのレオナルド・ディカプリオ。さらに、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロと映画ファンおなじみの名優が並ぶ。

監督、脚本、製作は、世界三大映画祭のすべてで監督賞を受賞している稀代の映画作家、ポール・トーマス・アンダーソン(PTA)。

そんなキャストもスタッフも豪華な顔ぶれが揃った大作は、ありがちなハリウッド大作とは一線を画する重厚な人間ドラマになっている。

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