03年、アメリカが始めたイラク戦争に対しフランスとドイツは徹底して反対したが、今回はそんな素振りはない。各国とも本音ではアメリカ軍の行動が国際法に違反しているとみているだろうが、批判がましいことはいっさい言えないのである。
その理由は明白だ。
仮にアメリカ軍の侵攻を支持・評価すれば、トランプ大統領との対立は回避できるかもしれない。しかし、アメリカ軍の国際法違反を容認することになり、ロシアのウクライナ侵攻を「力による現状変更は認められない」などと批判してきたのは何だったのかということになってしまう。場当たり的な対応で国際社会での信用を失うことは間違いない。
あいまいメッセージで現状維持にならざるをえない
逆にアメリカ軍の行為を批判したり非難すれば、当然のことながらトランプ大統領の逆鱗に触れるだろう。そして同盟関係が危機的状況に陥るかもしれない。




















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