大学受験が複雑すぎる令和。「情報の海」に溺れないための"たった2つの方法"とは? プロに聞いた

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受験は、情報戦であると同時に、意思決定の連続です。親が迷い続けていると、その不安は確実に子どもに伝わります。完璧な情報を集めようとするより、「軸」を持つこと。

そのために、SNSは広く使い、判断は信頼できる1人に委ねる。このくらいの距離感が、今の複雑すぎる受験制度と付き合うには、ちょうどいいのだと思います。

今の受験と昔の受験は違う

今の受験制度は、正直言って親世代が受けてきたものとはまったく別物です。一般入試だけを前提にしていた時代と違い、方式は増え、言葉は難しくなり、調べるだけでも一苦労です。「ちゃんとやらなきゃ」と思うほど、不安になるのも当然です。

でも、ここまで調べて悩んでいる時点で、質問者さんはもう十分に頑張っています。受験について「難しすぎる」と感じるのは、真剣に向き合っている証拠ですし、何も考えずに流してしまうより、ずっと立派な姿勢です。

大切なのは、完璧な親になることではありません。すべての制度を理解しきることでもありません。子どもにとって1番心強いのは、「迷いながらでも、一緒に考えてくれる大人がいる」という事実です。

情報に振り回されそうになったら、一度立ち止まって、「うちはこの方針でいく」と決めてしまってください。それで大丈夫です。多少遠回りでも、ブレながらでも、親子で同じ方向を向いていれば、受験はちゃんと前に進みます。

応援しています。どうか無理をしすぎず、今日も一歩ずつ。

西岡壱誠氏
にしおか・いっせい/1996年生まれ。東京大学受験3年目に独自の勉強法を開発、成績を急上昇させ合格。2020年に教育系ベンチャーのカルペ・ディエムを設立。高校生に思考法・勉強法を教え、教師に指導法のコンサルティングを行う。著書に『東大読書』など多数(撮影:尾形文繁)
受験勉強や、子どもへの教育など、西岡壱誠さんへの質問を募集しています。こちらの応募フォームからご応募ください。
西岡 壱誠 ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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