2026年は変化の時代が終わり、すべてが変わり、「ついにAIが資本主義を滅ぼす年」になる

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民主主義は、このシステムを完結する1つの柱として機能した。資本主義で資本家にメリットを与えて、戦争に資本を動員させた。国民国家で、国家同士戦うことに正義を付与し、国民の動員を可能にし、そして、国民がこれを支持するように、国家権力と国民が一体となる擬制をつくるために民主主義を利用した。

ここに、国家権力、兵士であり生産力たる労働力である国民、そして資本、この三者を一体化することに成功したのである。あるいは、これに成功した国家が、国民国家同士の争いに勝つこととなったのである。

「欧州の周縁」として恩恵を受けたアメリカ

欧州が近代化を達成した理由は、戦争のいち早い高度化がある。国民国家同士の争いが激しすぎて、この動員メカニズムを効率的なものにしなければならなかった。それが、組織の近代化をもたらした。官僚制の効率化、高度化、軍隊の高度な組織化を生み出した。そして、これらの組織文化の確立が、企業という経済主体の高度な組織化の伏線となったのである。そもそも、世界最初の株式会社といわれる東インド会社とは、軍事主体であり経済主体である企業であった。

この帰結は、完全なグローバル化である。それはいったん、第1次世界大戦直前、ピークを迎え、大戦後、歪みを膨らませながら、国際金融の発達のさらなるピークを迎え、それが崩壊し、株の大暴落、大恐慌となった。

この時期、覇権が欧州からアメリカに移った。それは、第1に、アメリカは、近代化のメリットをすべて受けながら、戦争というコストに関しては外側にいたからだった。

しかし、より重要なことに、中心が発展しすぎると、その恩恵は周縁に及ぶという歴史法則のモーメンタムが大きく作用したからだった。戦争の外側というのも、その周縁効果の一部分であった。

この中心の移行期、つまり覇権の移行期に、大バブルが発生した。欧州の資本がアメリカになだれ込み、アメリカは壮大なバブルとなったのである。それが、1929年に弾け、それは金融市場にとどまらず、1932年からの大恐慌をもたらした。しかし、その後の第2次世界大戦において、アメリカも世界大戦に参戦しながらも、自国は戦場にならなかったことに象徴されるように、またもや周縁に位置することによって、大きな恩恵を得た。そして、欧州は荒廃した。

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