午後4時に帰るのに"効率性"世界一、デンマーク人に学ぶ「自己啓発書より小説、寝るより運動」という休み方が合理的である理由
「幸せな国」デンマーク人もストレスを抱えることがありますが、その対処法が日本とは少し違います。
例えば日本であれば、飲食店に出かけてストレス発散などもするでしょう。けれど、デンマークは外食費用が高く、娯楽施設もあまりない国ということもあるのか、デンマーク人を見ていると、身近な活動でリフレッシュするのが本当に上手です。
散歩、庭仕事、読書、編み物、料理、ヨガなどは、デンマーク人が多く取り入れているリフレッシュ方法です。また、身体を動かす重要性を認識している人も多く、ジョギング、サイクリング、ボルダリングなど、自分に合った運動を日常に取り入れています。公園や湖のほとりで走っている人の姿もよく見かけます。
ちなみに、私の娘のクラスメイトのパパはジョギングを日課にしていて、マラソン大会などにもよく参加しています。100キロマラソンに出たこともあるというのですから、相当なツワモノです。
文化系でも「運動」が毎日のルーティン
「休む」というと、寝転がって身体を休めるというイメージがあるかもしれませんが、実はアクティブに活動をすることは、とてもよい「休み方」です。
デンマークでは、リフレッシュのために身体を動かす人がたくさんいます。とくに「頭」を使う仕事をしている人は、日常的に身体を動かすことによってバランスを取っています。
日本でも、仕事の合間にジムに通い、マラソン大会やトライアスロンの大会などに参加するビジネスマンや経営者がいますが、デンマークでは国民みんなが何かしら軽い運動を日常に取り入れています。
私が取材を通じてビックリしたのは、「文化系」の仕事をしている人も、よく運動をしていることです。出版業界・映画業界の人たちも、よく身体を動かしています。
また、驚くのは、平日にいろんな運動をルーティンとして組み込んでいることです。週1ではなく週に数回、1つの運動だけでなく、さまざまな運動を組み合わせています。


















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