12月19日に公開された映画『楓』(行定勲監督)。
スピッツが1998年に発表した楽曲「楓」の詞を原案とし、福士蒼汰さんと福原遥さん演じる、大切な人を失った男女が、互いに真実を言えないままひかれ合っていく切ない運命と、再び希望へ向かおうとする姿を描くラブストーリーです。
スピッツの楽曲が映画化されるのは、デビュー34年にして初とのこと。そして行定勲監督と言えば、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年)、『今度は愛妻家』(10年)、『劇場』(20年)をはじめ、評価の高いラブストーリーの名手。
この強力なタッグで、令和を代表するラブストーリーになるのでは、と期待されています。
ロケ地としては、2人が旅をするニュージーランドが全編にわたって印象的に登場します。そして、国内で印象的なシーンとして描かれているのが、東京都西部にある立川市です。
実は立川は、近年大変貌を遂げています。本作のように大掛かりな映画の撮影地にも選ばれた、立川の街としての魅力についても見てみたいと思います。
ハリウッド超大作に「ニュージーランド」が人気のワケ
まず、作品の重要なシーンでたびたび登場する「ニュージーランド」。同国は、映画ロケ地としての観光誘客効果に目をつけ、いち早く撮影の受け入れに乗り出し、国を挙げて国際的な映画撮影の誘致を展開しています。



















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