さらに、周囲の友人たちもほとんどが受験をしないため、受験勉強をする空気が学校全体にない。これは精神的にもかなりきつい状況です。実際、彼女も「環境的にかなり大変だった」と話していました。
クラスのほとんどの生徒が受験をしないため、放課後に勉強する雰囲気がなく、受験の情報交換ができず、周囲と温度差を感じやすいといった状況に置かれたそうです。
周りがみんな受験をしない環境というのはなかなか厳しく、自分でネットや塾を頼りにして情報を取りに行かなければならず、それがとても難しかったそうです。
ただし、誤解してほしくないのは、「付属校に入ったら、そこから外には出られない」というわけではない、という点です。
彼女はそこから相当な努力を重ね、総合型選抜入試で最終的には別の大学で比較文化の研究を行う道を選びました。現在はフランスに留学し、自分が本当にやりたかった分野を学んでいます。
つまり、付属校に入ったからといって進路が固定されるわけではありません。ただし、一般的な進学校に比べると「外に出るためのハードルはやや高くなる」というのは事実です。
大事なのは「覚悟して選ぶ」こと
大学付属校の最大のメリットは、受験競争から比較的早く解放され、余裕を持って高校生活を送れる点にあります。部活や課外活動、探究、趣味に時間を使えるのは、大きな価値があります。
一方で、「大学で何を学びたいか」が後から大きく変わった場合、進路変更が難しくなる可能性もあります。
そのため、付属校を選ぶ際には、
- その大学にどんな学部・学問分野があるのか
- 将来、興味が変わった場合に外部受験をする覚悟はあるか
この2点をある程度考えた上で進学することが大切です。
「付属校は楽だから」「なんとなく安心だから」ではなく、メリットとデメリットの両方を理解した上で選ぶ。それが、後悔しない進路選択につながると思います。
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