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ライフ #50歳からの美食入門

"恥をかかない""粋に見える"鮨カウンターの作法――店主を「大将」と呼ぶのはNG? 注文の仕方は?スマホの撮影は?知っておきたい心得とは

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  • 大木 淳夫 「東京最高のレストラン」編集長
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好きなものを好きに食べる

お好みの場合、大前提として好きなネタを好きな順番に食べるのがベストです。

先に強い味のものを食べてしまうと、淡白な味がわからなくなるなどと書いてある本もあります。そういう考え方もありますが、好きなものを好きな順で食べたいからお好みにしているわけですから。

失敗しない注文の仕方

注文の仕方①〈初めての店〉

初めての店だったりした場合は、マグロなどの脂の多い赤身、タイやヒラメといった白身、コハダ、サバといった酢で締めた光りもの、アナゴやハマグリなどの煮物を1貫ずつ食べてみるといいでしょう。

そしてどのネタが酢飯と合うのかを考えてみてください。ピタリと合うものがあれば、同じ種類の他のネタを食べると失敗しないと思います。

注文の仕方②〈メニューがない時〉

ネタの名前が壁にかかっていなかったり、メニューが無くても心配無用です。そういう場合は「白身は何がありますか?」「光りものでおすすめはありますか?」「今が旬の魚はなんですか?」といった聞き方をすれば大丈夫です。

注文の仕方③〈相乗り・便乗もアリ〉
『50歳からの美食入門』(中公新書ラクレ)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

特にお店が忙しそうだった場合などは、誰かが注文した品に「あ、私もそれを」とかぶせると職人さんも助かるし、比較的早く食べることができます。

出されたらすぐ食べる。あたりまえだと思っていたのですが、けっこう放置する人がいますよね。写真を撮るにしても1枚急いで撮って、すぐにいただきましょう。

裏ワザとしては自分の分はすぐに食べて、隣の人の握りを撮る、という手もあります。もちろんお知り合いの場合ですが。

他にはどのマナー本にも書いてあるので、握りは箸でも手でもいい、「おあいそ」「上がり」といった、店側が使う符丁は使わない、などはご存じかと思います。

こういったことを知っていれば、もう堂々と鮨を楽しめる粋な大人です。

なんといっても江戸時代から鰻、天ぷら、蕎麦と並んで鮨は東京が誇るジャンル。間違いなく世界最高の味が楽しめるのですから、存分に味わってください。

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