"恥をかかない""粋に見える"鮨カウンターの作法――店主を「大将」と呼ぶのはNG? 注文の仕方は?スマホの撮影は?知っておきたい心得とは

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ですから、平気で短パンで訪れたり、帽子を脱がなかったり、大声でバカ話をしたり。インバウンドのお客さんのほうがよほどきちんとしていますよ、という有名店の親方の嘆きを聞いたこともあります。

それにしても、あの狭い空間だと他の客からも丸見え、丸聞こえなんですから、もう少し自制すればいいのに、といつも思います。最近、個室を設えた鮨屋が増えているのは、そういった客層を閉じ込めるためかもしれませんが。

そして1万円台、2万円台でも真っ当な鮨を出すお店もありますし、お好みで好きな量だけ食べられるお店もあります。

そういうお店として、かつて「銀座 鮨 み富」と、渋谷の「すし 光琳」を私のFacebookで紹介したところ、とんでもない数の「いいね!」が付きました。特にお鮨は好きだけれど、年齢を重ね、もう量は食べられないという方たちから大変感謝されたのです。

光琳の新田真治親方は、ほかにも「すし 其一」「すし乾山」など、積極的に多店舗展開をしていて、どこもお好みで食べられるので、覚えておくといいでしょう。

居酒屋風を堂々と名乗る店も

もっとも最近では、さすがにそこまでの高価格帯は難しいとわかったのか、1万円台で勝負する店が飛躍的に増えていますし、居酒屋風を堂々と名乗る店も出てきました。

流れが変わってきている感はあります。

とはいえ、おまかせの店でしか修業経験の無い職人は、臨機応変な対応が難しいので、どれほどお好みでいただける鮨店が増えるかは疑問ですが。

いずれにせよ、50代というのは、年齢的にもお好みで鮨をいただく姿がさまになると思います。最後にお店で楽しむために、知っておくといいルールをお教えしますね。

カウンターにスマホなどを直接置かない

カウンターに直接物を置くのはNGです。鮨屋であまり赤ワインを見ないのも、こぼされて赤い色素が木に浸み込んだら一大事だからです。どうしてもスマホやカメラを置きたい場合は、ご自身でスマホ置きなどを用意しておくといいと思います。最近では、お店側で用意している場合もあります。

「大将」ではなく「親方」

鮨屋のご主人を「大将」と呼ぶのは関西方面のみです。関東では「親方」が正しい呼称となります。そんなにこだわらなくてもいいかもしれませんが、大人としては覚えておいたほうがスマートです。

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