大学に入ってからの岡田さんは、留年をせず29歳で卒業し、救急科の医師になります。大学3年生のときにはWPMF(世界プロムエタイ連盟)日本ウェルター級王者、6年生のときにはM-1 JAPANスーパーウェルター級王者となるなど活躍し、現在も医師をしながら格闘技を続けています。
“戦うドクター”としてのこれから
「格闘技は研修医になったら辞めるつもりでしたが、コロナ禍に入ってから試合が飛んでしまい、不完全燃焼のまま引退試合をやりました。納得できないまま埼玉の春日部で研修医になったのですが、偶然引っ越した隣がキックボクシングジムで、そこに入って体を動かしていたら、まだやれるという気持ちが強くなってきたんです。
そこで研修医1年目の最後の方に復帰戦をして、現在も戦うドクターとして頑張っています。これからも医者と格闘技をやっていきたいですね。格闘家の方を先に引退することになると思いますが、将来的には、貧困国で医療をしたいという夢もあります。それも踏まえて、現在の戦うドクターとしての活動を応援してくれたら嬉しいです」
一度九州大学に行かずに格闘家になった彼の決断には後悔は少しもなく、いつも自分がとれる最善の選択をとってきたからこそ、納得のいく人生を送れているのだと思いました。
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