名物料理「タワマンステーキ」のある街で聞いた"旧住民の本音"・・・ビジネス街に残る「港湾労働と石炭」の痕跡

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「この店は1987年からここでやっています。食べてもらいたいのはやっぱり魚ですね。毎日豊洲に仕入れに行っています。私が商店会の会長になったのは7年ほど前です。芝浦商店会には約110の店舗があって、ほとんどは飲食のお店です」

タワマン増殖で田町に起きた変化

タワマンが増えたことで、街にはどんな変化があるのか、大野さんは次のように話す。

「ここらへんはビジネス街だから、昼間の人口が多くて、夜の人口は少なかったんですよ。でもタワマンのおかげで夜間人口も増えているようですね。ファミリー層の数も急激に増えていて、2022年には芝浜小学校が新設されました。今後が楽しみな街と言えるでしょうね」(大野さん)

タワマンの増加に目を奪われがちだが、田町界隈の現実はもっと分厚い。駅の東西を歩くだけで、歴史も店の顔ぶれも人の流れもまったく違って見える。タワマンだけじゃない魅力が詰まった街だった。

田町
朝夕のラッシュ時は乗降客でごった返すことで知られる田町駅。人の行き来を捌くために色分けされたコース指示が貼られている(筆者撮影)
田町 慶応仲通り商店街
慶応仲通り商店街、夜になると特ににぎわう(筆者撮影)
田町 ホルモン まさる 慶応仲通り商店街
慶応仲通り商店街の人気店「ホルモン まさる」。行列の絶えない店だ(筆者撮影)
田町 ホルモンまさる
夜の「ホルモンまさる」(筆者撮影)
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