更年期の不調に悩む人に欠けている重要な栄養素…「朝食抜き」が特にあぶない納得の理由

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また、生活習慣病の予防という点からも、「朝をしっかり、昼はほどほど、夜は軽め」という〝逆ピラミッド型〟の食事スタイルが推奨されています。

夜にたくさん食べると胃や腸に負担がかかり、翌朝も食欲が出ず、また朝を抜いてしまうといった悪循環に陥りやすくなりますから、「何を食べるか」だけでなく、「いつ食べるか」も体の調子に大きく影響するのです。

プレ更年期~更年期~アフター更年期、それぞれを心地よく過ごして

更年期の不調の原因は栄養不足が9割
『更年期の不調の原因は栄養不足が9割』(あさ出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

人生100年時代といわれる今、女性の平均寿命はすでに87歳を超えています。更年期という大きな節目は、この長い時間を、自分らしく健やかに過ごしていくための、体と向き合い、暮らしを見直す「準備期間」ととらえることができるかもしれません。

この時期の不調の影響は、思った以上に長く続いてしまうことがあります。一方、この時期をうまく乗り切ることができれば、その後の人生をより快適に過ごしていける可能性も高まります。

自分の心・体にしっかりと向き合いながら、少し先の自分も大切にしていく、そのための小さな工夫を、少しずつでも取り入れてもらえたらと思います。

梶 尚志 梶の木内科医院院長、医学博士

1964年、富山県生まれ。富山医科薬科大学(現・富山大学)医学部医学科卒業。総合内科専門医、腎臓専門医として年間約5万人の患者を診察する中で、通常の診察では解決できない「体の不調」に栄養学的なアプローチから治療と生活指導を行う。

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