更年期の不調に悩む人に欠けている重要な栄養素…「朝食抜き」が特にあぶない納得の理由
体調がすぐれない、疲れやすい、気分が落ち込みやすい……。こうした不調の背景には、栄養不足が関係しているケースがとても多いのです。
私たちの体は、食べたものを材料にしてホルモンをつくり、自律神経や内臓の働きを支え、体温を保っています。
たんぱく質や脂質、ビタミン、ミネラルなどが不足すれば、体のバランスがくずれて、さまざまな不調があらわれやすくなります。
「食べていない人ほど体調が悪くなりやすい」というのは、栄養療法に取り組む医師のあいだでは、よく知られた事実です。
朝をしっかり、昼はほどほど、夜は軽め
まずは1日3回、バランスよく食事をとることが大切で、とくに注意したいのが、朝食です。
朝食は、その日の体と心の調子を左右する、大事なエネルギー源。更年期には、ホルモンバランスや自律神経の働きが不安定になりやすいため、朝のエネルギー補給ができていないと、さまざまな不調につながることがあります。
たとえば、血糖値が不安定になってイライラしやすくなったり、疲れが抜けなかったり、集中力が落ちたりといった変化が出やすくなります。


















