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"前向きに老いる"ための工夫が満載…83歳の保健学博士が日々実践する【ボケない暮らし】の秘密

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  • 石田 良恵 保健学博士、女子美術大学名誉教授
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敏しょう性は手足だけでなく、舌の動きにも関係します。舌の筋肉が衰えると、言葉がはっきりしなくなるだけでなく、食べ物をうまく飲み込めず、誤嚥のリスクが高まってしまいます。

私は昔から早口で、よく「もう少しゆっくり話して」と言われることがあります。それは反省すべき点でもありますが、舌がしっかり動いている証でもあると思っています。

高齢者にとって「誤嚥性肺炎」は命取りにも

『ボケない散歩 83歳、健康を研究する教授の習慣』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

食べ物を飲み込むと、気道の入り口は閉じられ、食べ物が気管に入らないようになります。

このとき、舌の筋肉は食べ物をのどの奥へ送り込むだけでなく、気道が閉じるタイミングに合わせて動くことで、誤嚥を防ぐ働きをしています。

ところが、舌の筋肉が衰えて俊敏に動かなくなると、こうした連携がうまくいかず、食べ物が誤って気管に入りやすくなり、誤嚥のリスクが高まるのです。

そこで細菌感染が起これば、誤嚥性肺炎になってしまいます。高齢者にとって、誤嚥性肺炎は命に関わる病気ですから、舌回しで筋肉を鍛えておきたいところです。

このトレーニングでは顔の筋肉も鍛えられ、顔のたるみの予防・改善にも効果があります。これはおまけではありますが、うれしい効果ですよね。

(出所:『ボケない散歩 83歳、健康を研究する教授の習慣』より)

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