"前向きに老いる"ための工夫が満載…83歳の保健学博士が日々実践する【ボケない暮らし】の秘密
83歳の保健学博士が実践する「ボケない暮らし」とは(写真:shige hattori/PIXTA)
火にかけた鍋のことを忘れてしまったり、洗濯機が止まったのに何時間も気づかなかったり……。今年83歳になる保健学博士の石田良恵氏は、いまでも原稿執筆や講師の仕事を精力的にこなす一方で、「ああ、年をとったなあ」と感じるような、こんな失敗も日常茶飯事だと言います。
そんな毎日の中で石田氏がたどりついた、老いを受け入れたうえで「安心して暮らす」ための生活の工夫とはどんなものなのでしょうか。同氏の著書『ボケない散歩 83歳、健康を研究する教授の習慣』から、一部を抜粋・編集してお届けします。
年をとれば、誰しもちょっとは忘れっぽくなる
「あれ、メガネはどこに置いたかしら?」。さっきまで使っていたはずなのに、気づけば見当たらない。買い物に行こうとして玄関まで来たのに、財布を持っていないことに気づいて引き返す。何かの用事で別の部屋に来たはずなのに、「あれ?」と目的を忘れてしまう。
あなたも、思い当たることがあるのではないでしょうか。どれも些細なことですが、そんなときに、"老い"を感じることがありますよね……。
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