人気は野球部をしのぐほど。変わる「高校eスポーツ」の価値――「通信制の生徒に青春」「チームワーク学ぶ」

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eスポーツをする男性のイメージ
(写真:ryanking999/PIXTA)
ゲームの腕前で稼ぐ「プロゲーマー」、配信でファンをつかむ「ゲーム配信者」。いまやゲームで生計を立てられる時代が来ました。さらには、高校でもeスポーツが「部活動」になり、学校によっては野球部をしのぐ人気に。
eスポーツジャーナリスト・岡安学氏の著書『ゲームビジネス』をひもとき、“遊び”が巨大ビジネスと青春に変わる仕組みを解説します。

新たな職業の誕生

ニコニコ動画(2006年サービス開始)、ゲーム配信に特化した動画プラットフォーム「Twitch」(2011年サービス開始)などにより、ゲームの動画配信を観戦する文化が確立されるようになりました。それによって新たな職業、もしくは生計を立てられるようになった職業が生まれました。

それが、プロゲーマーとゲーム配信者です。

もともとは、どちらも好きなことをすることが目的で、稼ぐことが目的ではありませんでした。しかし、どちらも人を魅了し、多くの視聴者を集めることで、ファンビジネスとして成立したわけです。

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