失敗しない「加湿器選び」徹底ガイド:家電ライターが教える電気代・衛生面・用途別オススメ機種。意外と知らない"置いてはいけない場所"とは?
続いて、シチュエーション別にどのタイプの専用機がいいか、説明していきましょう。
・リビングに置いて1日中加湿したい→気化式
長時間使うことを考慮すると、電気代が最も安い気化式がオススメ。ただし加湿に時間がかかるので、就寝時も加湿器は付けたままにします。
・子ども部屋や寝室、書斎など人がいるときだけ加湿したい→スチーム式/ハイブリッド
加湿力が最も高いスチーム式がオススメ。電気代はかかりますが、すぐに加湿できます。受験生のように部屋に6時間以上いる場合は、学校から帰ったらすぐに加湿できるハイブリッド式がオススメです。
暖房の設定温度を1~2℃下げても温かく感じるので、寝ている間も加湿器は付けっぱなしにしておき、外出時だけOFFにするといいでしょう。
・可愛くてデザイン性に優れた加湿器がほしい→超音波式
可愛さや安さで選ぶなら、数百円から購入できる超音波式がオススメ。ただし、安いものは加湿器の周りが水で濡れてしまうのでご注意を。床がまったく濡れない超音波式は1万円以上します。
・オシャレな加湿器で癒やされたい→超音波式(高級機)
オシャレな加湿器もやはり超音波式の十八番です。タンク部分がLEDで光って湿度を示したり、煙突の先からミストが出たりといろいろあります。癒やしの演出が欲しい場合は、煙が見える気化式のハイブリッドを。
・小さな子どもやペットがいる→気化式/ハイブリッド
蒸気の安全性はお湯を沸騰させるスチーム式が最も高いのですが、電源のコードがある点と、スチームの吹き出し口が熱くなる点、ひっくり返すとわずかに熱湯が漏れる点などを考慮すると、次点の気化式がオススメ。
きちんとお手入れすれば、フィルターがカビる心配もありません。またペットが乗ったり子どもがイタズラしたりできないよう、チャイルドロック機能を備えた機種も多数あります。
加湿器選びのポイント
加湿器を選ぶ際は、次の点にも注意するといいでしょう。
・タンクの給水口は手が入るサイズ
給水タンクはシーズンが終わると、内部がヌルヌルしてきます。給水口から手が入れば、スポンジで簡単に内部を洗えますが、給水口が小さいと手入れが面倒になります。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら