やがてエンキドゥの存在をギルガメシュも知ることとなり、娼婦シャムハトをエンキドゥのもとに送る。
シャムハトと6晩7日を過ごすうちにエンキドゥは野人性を失って、知性を身につけた。
すっかり「いいヤツ」になったエンキドゥ
町の農民がギルガメシュの悪行について語っているのを耳にしたエンキドゥは、ギルガメシュに怒りを覚えた。
結局、ギルガメシュとエンキドゥは決闘することになる。
2人は地鳴りがするほど激しい戦いをくり広げたが、勝負が決まらなかったため、互いの強さを認め合った。
そうして親友になった2人は、いっしょに英雄になるための旅に出ることにした。
2人はいっしょにウルク北部の杉の森に棲むフンババという怪物を退治し、冒険をつづけた。ギルガメシュに魅せられた女神イシュタルが彼を誘惑しようとしたのだが、ギルガメシュは彼女の誘いをきっぱり断った。
これに腹を立てたイシュタルは、父神アヌに頼み、天の雄牛を送りこんで復讐しようとした。
ギルガメシュとエンキドゥは力を合わせて牛を倒すことに成功した。
侮辱を受けて激怒したイシュタル。彼女は神々に、ギルガメシュとエンキドゥに罰を与えるべきだと主張した。
結果的に死の呪いを受けることになったエンキドゥは、ギルガメシュの腕の中で息を引きとった。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら