「NHKの特設サイトが次々消滅…」「復活の予定はなし」 "残してほしい"と署名も…いったい何が起こった?
「ミャンマーで何が起きているのか」は、ミャンマーで続く内戦の実情を様々な切り口や表現方法で伝えていたとされ、新聞社やテレビ局が十分な取材体制を敷けない海外での報道として高く評価されていた。
「『性暴力を考える』サイトを消さないで」署名多数
「性暴力を考える」のサイトには、レイプや痴漢、盗撮、男性の性被害、セクハラなど、さまざまな性的暴力について、被害者や加害者、支援者、研究者などに取材した記事が集積されていた。
これまで見過ごされてきた性暴力の実態を浮き彫りにした各記事には、性被害の当事者らから多くの反応が寄せられ、記者と読者が意見を交わす双方向的な報道を体現していた。
ところが、9月にこのサイトが閉鎖されることが知らされると、オンライン署名サイト「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」で9月19日に、<NHK「性暴力を考える」サイトを消さないで>と求める署名活動が始まった。
署名活動を企画した有志は、切実な声でサイトの存続をうったえている。
「『性暴力を考える』サイトはすでに、単なる情報サイトではなく、あらゆる人たちが繋がる重要なプラットフォームとなっている」
「サイトが閉鎖されてしまうと、勇気を出してあげたこれらの声が見られなくなってしまうだけでなく、声をあげられなかったと悩む当事者が、自分を救ってくれる言葉に出会う貴重な場が失われてしまいます」
「勇気を出して被害を語った当事者たちの言葉、それを受け取った人たちの言葉を、貴重な調査結果を、今、そして未来にその情報を必要とする人のために残し続けてほしい」


















