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首都圏で《正社員共働き世帯》の比率が高い地域はどこ? 目黒区、世田谷区の「共働き比率」が低い理由とは

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首都圏で「正社員共働き世帯」が多い地域はどこでしょうか?(写真:つむぎ/PIXTA)
【写真を見る】首都圏で《正社員共働き世帯》の比率が高い地域はどこ? 目黒区、世田谷区の「共働き比率」が低い理由とは(7枚)
JR中央線沿線には、どこか文化的な雰囲気が漂う。東急田園都市線は、洗練されたファミリーが暮らす街。城東エリアは人情味にあふれ、湾岸のタワーマンション群は新しい富裕層の象徴――。私たちは、知らず知らずのうちに、沿線や街に対する漠然としたイメージを頭の中に描いています。ですが、そのイメージや空気感の正体とは、いったい何なのでしょうか。そして、私たちが当たり前のように感じている常識は、果たして本当の姿を映しているのでしょうか。
住む場所や沿線によって人々の暮らしや価値観は本当に違うのか? なぜ、あの街では「お受験熱」が高く、この街には「IT人材」が集まるのか? その背景にある都市の構造、歴史、そして人々の営みを、膨大なデータとともに解き明かしていく、知的な冒険の旅へ、『データでわかる東京格差』の著者、にゃんこそばさんに案内してもらいましょう。

子育て中の女性の働き方の変化

都市での暮らしを考える上で切っても切り離せないのが子育て中の女性の働き方です。

今から15年前、2010年前後までは、女性は結婚・出産とともに退職し、いったん子育てに専念した後、子どもの成長とともに徐々に非正規雇用(主にパートタイマー)として再就職するようなライフプランが一般的でした。

総務省統計局「就業構造基本調査」によると、2002年当時、0歳の末子がいるお母さんの78%が無業(いわゆる専業主婦)で、正規の職員・従業員は15%。その他、5%がパートなどの非正規雇用の職に就き、残る2%が自身や家族の自営業(農家や商工業者など)に従事していました(図1)。

(画像:『データでわかる東京格差』より)

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【20年後「妻の雇用形態」2022年の統計はこんな感じ】

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