恋愛強者3割が女性を"独り占め"している…残りの恋愛弱者が苦しむ「個人戦」婚活市場の弱肉強食

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加えて、恋愛中のカップルだからといって必ずしも全員がその相手と結婚したいと思っているわけではありません。「恋愛相手がいる」かつ「結婚に前向き」という両方を満たす人だけを抽出して人口にしたものが以下です。

結婚したいと思っている恋愛中の男女でも圧倒的に20代では女性の方が余っている状態です。

ここにこそ、結婚したいのにできない不本意未婚の原因があります。昨今、マッチングアプリなどでの結婚割合が増えているという話もありますが、同時にそれらによって「だまされた」という話も多く聞こえてきます。官製婚活のように独身証明書などを提出するものではありませんので、独身と偽った既婚者もいることでしょう。

恋愛強者のせいで「結婚したいのに相手がいない」

何より、そうしたツールにおいて無双するのは3割の恋愛強者男です。恋愛強者ゆえに何人もの相手と同時に付き合う術も身に付けています。全員が全員そうだというつもりはありませんが、特に20代の女性に関しては、「私だけと思っていたら他とも付き合っていた」「独身だと思っていたら既婚者だった」というケースが少なくないということを示しています。

しかも、これは女性だけが割を食う話ではなく、恋愛強者ではない恋愛中間層や恋愛弱者の男性もまた、恋愛強者の独り占め状態によって「結婚したいのに相手がいない」ことになります。

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