上司との関係:「いい仕事」をするためのコミュニケーションとは

✎ 1〜 ✎ 11 ✎ 12 ✎ 13 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

 

このようにコミュニケーションの《質が高い》とは、

(1)状況を的確に伝える
(2)周囲からサポートをもらう
(3)仕事の成果を高める

このサイクルを意識して対話することです。最後に仕事コミュニケーションの質の違いについて理解いただくために、問題を考えてみてください。

■問題

職場の机でメールチェックをしていたら、上司から呼ばれて

「昨日の営業会議の議事録を明日までにまとめておいてくれないか?」

と指示を受けました。多忙で業務量がパンパンなので新たな仕事をこなせるか、少々不安を感じています。そんな状態でどのような対処をしますか?

(1) 「はい、わかりました」と、質問しないで渋々作業に入る
(2) 「何枚くらいにまとめたらいいですか?」と、わからない点を尋ねる
(3) 「業務が立て込んでいるので明後日まででもいいですか?」と交渉する

ここで普段のあなたの対処、考えた結果として気づいた対処方法を書いてみましょう。

「忙しいから(3)がいいかも」

と考える人が多いようです。

さて、コミュニケーションの目的は成果を上げる=いい仕事をすることです。とすれば、いい仕事をするためには上司が期待する《議事録のまとめ》を実現するコミュニケーションをしなければなりません。つまり、大切なことは、上司が期待している成果物に近づけるために依頼内容の《確認》をすることではないでしょうか?

 

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事