「天井を這う子ども」「血染めの手跡」…体験型イベントでホラー好き漫画家が"今後一生できそうにない"墓石を持ち上げながら考えたこと

✎ 1〜 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 8
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
人はなぜ「怖い」ものに惹かれるのでしょうか(写真:Graphs/PIXTA)
世間を沸かしたバツ3の叶井俊太郎氏との結婚から14年と半年。漫画家・くらたまに降りかかったのは、夫の死と、残りの人生をどう独りで生きるかという「新たな人生設計」だった――。
夫亡き後の日々の暮らしや感じたこと、そして新たな挑戦の日々を漫画とエッセイでお届けする(漫画はエッセイの最後に)。【連載第8回】

夜眠れなくなるような怖い絵

ホラー漫画を描こうとしたことが何度かあります。

その度に、真っ先に「絵柄」で断念してきました。ホラーは子どもの頃から大好きなジャンルなのに、やはり私の絵では怖さを十二分に表現しきれません。

楳図かずお先生や伊藤潤二先生のような、たった一コマでも夜眠れなくなるような絵が描けたら、私の人生も大きく変わっていたかもしれません。

次ページくらたまが描いた「ミステリ漫画」
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事