2025年のブーム「モンチッチ」「ミャクミャク」"2つの大ヒット"を生んだ《ぬいぐるみ会社の正体》 韓国では今「ベビチッチ」ブームも

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ミャクミャクとモンチッチ
株式会社セキグチが手がける「モンチッチ」と「ミャクミャク」のぬいぐるみ(撮影:今井康一)©Expo 2025

11月5日発表の「2025 新語・流行語大賞」にノミネートされた「ぬい活」。“ぬいぐるみ活動”の略語だが、最近、若年層にとどまらず、中年層やシニア層にもぬいぐるみを楽しむ人が増えている。

そんな中、25年に2つの大ヒットを飛ばした会社がある。東京・葛飾区の株式会社セキグチだ。

海外での人気が後押しし、リバイバルブーム真っ只中の「モンチッチ」を手がけていることで知られる老舗のぬいぐるみメーカーである。

モンチッチのほかにもノンキャラクターのオリジナルのぬいぐるみや、キャラクターのライセンスによるぬいぐるみや雑貨、オルゴールなども作っている。

さらに注目すべきは、先日閉幕した大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」の存在だ。セキグチでは、ミャクミャクと公式ロゴマークのぬいぐるみの製造販売も行っている。

【写真を見る】“韓国でブーム”の日本発「ベビチッチ」はこんなお顔。そして「あまりにカラフル」な《令和のモンチッチ》の驚く姿(13枚)

モンチッチとミャクミャクで今期の売り上げは激増

人気のモンチッチに話題のミャクミャク。両者を手がけるセキグチの売り上げは、前期(2025年2月期)は45億5000万円に達し、その前の期の2倍以上を記録した。今期(26年2月期)は約75億円を見込んでいる。

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