「フランスには『モテそう』という言葉がないんです」フランスの女子大生が戸惑った"日本の当たり前"と「遊ぶのにお金がかかる」日本の衝撃

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ただし、食べ物の値段を見ると、為替の影響もありフランスのほうが物価が高い。例えばフランスは、サンドイッチと飲み物だけで約10ユーロ(約1800円)ほどかかってしまう。

それなら日本にいるほうがお金が掛からなそうだが、日本にはフランスにはない美味しいものが目移りするほどたくさんある。旅行中にちょこちょこ食べていると、すぐに1000円、2000円と飛んでいく。

さらに「日本はカワイイものがあふれているので、買いたい! 買いたい! となってしまって……」。すると、あっという間に3000円程使ってしまうのだ。

セーヌ川の川辺
セーヌ川の川辺(筆者撮影)

日本は交通費が高い

その中でもアンナさんが「一番高い!」と感じたのは交通費だった。

アンナさんの滞在先は千葉なので、東京までの往復金額は2000円ほど。毎日行き来すると10日間で2万円になってしまった。

一方のパリは、2025年1月に交通料金が改定になり、パリを中心とするイル・ド・フランス圏内の移動は、1回の乗車が一律2.5ユーロ(約450円)となった。パリ市内をメトロで移動するのも、アンナさんの家がある郊外から電車でパリに来るのも、片道の金額は同じ2.5ユーロだ。アンナさんは学生で、定期を持っているのでもっと安くなる。

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