東大合格者が教える受験生の"寝溜め"が危険なワケ 11月からはじめたい学力アップの近道とは

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漫画『ドラゴン桜』
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があると考える人が多いのではないでしょうか。
その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当も務めた西岡氏が、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。
連載を再構成し、加筆修正を加えた『なぜか目標達成する人が頑張る前にやっていること』が今年発売され、好評を博しています。連載第209回は、受験期の生活リズムについてお話しします。
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なぜか目標達成する人が頑張る前にやっていること
『なぜか目標達成する人が頑張る前にやっていること』(東洋経済新報社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

この時期になってくると、昼夜逆転した生活を送ってしまう受験生が非常に多くなってきます。夜遅くまで勉強することが常態化し、朝学校に遅刻してしまうような受験生も増えています。

でもやっぱり、どんなに受験が近づいても、朝起きる時間が遅い受験生は不合格になる確率が上がってしまいます。受験本番は朝9~10時ごろからスタートになりますから、基本的には朝方に有利なのです。

ちなみに、弊社が実施した東大生を対象にしたアンケート(n=99人)によれば、受験期に朝型受験生だったと答える人は約50%、夜型の受験生だったと答える人は約50%で、半分半分という結果でした。

しかし夜型の受験生だと答える人でも、「朝起きる時間はしっかりと6時で固定していた」「受験が本当に近づいてきた時期にはしっかりと朝型に戻していた」と答えていました。

朝型のほうが受験に有利、というのは東大受験生でも基本的には当てはまる話である可能性は高いと言えるでしょう。

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