「スナックママ」役で連ドラ主演「宮崎美子」はなぜ今でも魅惑的なのか?《私生活では"おひとり様"の達人》

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エンターテイメントジャーナリストの中村裕一氏は、宮崎の魅力についてこう分析する。

「良母」のイメージと異なるエッジの効いた“裏面”

「『介護スナック〜』では謎のスナックママを演じ、女神のような優しいほほ笑みとともに魔法のワインを勧め、余命わずかの客を幻想の世界に誘う姿が妖しげで、彼女にこんな一面があったのかと驚きました。

若い人からすれば『Qさま!』などを通じ、“クイズ番組の女王”として認知されていると思いますが、今から45年前、鮮やかなブルーの水着を披露したCMは、『8時だョ!全員集合』で志村けんさんがパロディーをしたこともあり、私を含む当時の子どもたちの間でも話題になりました。

21年に『志村けんとドリフの大爆笑物語』で宮崎さんが、山田裕貴演じる志村さんの母親役を演じていたことは感慨深かったです。

年齢を重ねるごとに魅力が増していますが、きっと常に前向きで好奇心旺盛で努力家なのでしょう。

そんなポジティブオーラが周りの人の心を癒やし、息の長い芸能活動につながっているのだと思います。こうなれば行けるところまで行ってほしいですね」

ドラマや映画で見せてきた良き母・祖母といった万人受けするイメージとは異なり、エッジの効いた“裏面”も持つ宮崎。次はどんな一面を見せてくれるのか楽しみだ。

(雛里美和)

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