「かつては毎年数人の死者が…」「被害は減ったが生息域は拡大?」茂みに潜む、実はコブラより攻撃力の高い《沖縄の毒ヘビ》驚きの"実態"
このように、ハブは恐れられ駆除されてきた動物でありながら、人間と近い場所で生活してきたがゆえに身近な存在でもある。アダンという植物の葉を編んで作った伝統玩具「指ハブ」は、細長い筒状で、指を入れて逆側から引っ張ると、指ハブが締まって巻き付いて離れないというおもちゃだ。

また、沖縄の新聞記者は、権力の不正には噛みついて離さないぞという気概を込めて「紙ハブ精神」との理念を掲げている。ハブは毒ヘビでありながら、時には正義感を込めた存在にもなるのだ。
後編記事では、ハブが人間社会でどのように活用されているのかを述べていく。駆除された後にハブ酒になったり、革製品として生まれ変わったり。実は、生産が間に合わないほど“ハブ不足”でもある。
万が一ハブに咬まれた場合の対処法
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