有料会員限定

映画『骨を掘る男』が突きつける沖縄の岐路 「東京化」を目指すのか、沖縄の力を信じるのか

✎ 1〜 ✎ 64 ✎ 65 ✎ 66 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
巨大開発と慰霊のイメージイラスト
(イラスト:北沢夕芸)
【情報提供をお願いします】東洋経済ではあなたの周りの「ヤバい会社」「ヤバい仕事」の情報を募っています。ご協力いただける方はこちらへ。

8月15日の終戦記念日が近づいてきた。

すでに休暇に入っている方も多いかと思う。

日本企業への「働き過ぎ」批判も今は昔、休暇の取得を推奨する会社が増えた。

日程も融通が利くから、お盆の趣旨である「先祖の供養」も落ち着いてできるのではないか。

そこに終戦記念日もやってくる。

これは、全くの偶然である。

お盆は仏教由来の行事。旧暦で7月15日だったのが、明治維新で暦がずれて8月中旬になった。

一方、終戦記念日は、天皇がラジオ放送で敗戦を伝えた日。

だが、2つの行事は日本人の心に一体として受け入れられている。

慰霊──。

これがもたらすものを、私自身、十分に咀嚼(そしゃく)できていなかった。痛感したのは1カ月ほど前のこと。

関連記事
トピックボードAD