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「みどりの窓口」閉鎖騒動が示すJR東の現場軽視 高齢利用者が「経営をやっている感」の犠牲に

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みどりの窓口のイメージイラスト
(イラスト:北沢夕芸)
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日頃からJR中央線をよく使うので、気にはなっていた。

だが、JR東日本の社員である読者に教えてもらうまで、この事実を知らなかった。

「みどりの窓口、閉鎖しているんですよ」

え、そうだったの!

皆さん知ってました? 私はすっかりニュースを見落としていた。

改札のあたりがなんか暗いなあ、とは感じていた。改装かな、と。

まさか閉鎖とは……。

だって、顧客との接点じゃん。

「そうです。だから、大変なことになっているんです」

うーむ。私が使う駅は地下鉄も接続するし、バスも多く発着する。

しかも、周辺に古くからの住宅街が広がり、高齢者が多い。

なのに、閉鎖っすか。

「まあ、7割が閉鎖です」

かー。3割しか残らんのか。

「すでに半分になってまして、駅は大混乱ですよ」

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