「愛娘に続き、母親も亡くして…」「お前、そろそろ本気出して気入れろ」沖縄No.1芸人の地位を捨て、東京に進出した俳優ベンビーの知られざる挑戦
「東京に引っ越した頃は車を売ったばかりでお金もちょっとあったのもあって、3カ月ぐらい遊んでましたね。沖縄出身の知り合いもたくさんいて、5月頭には映画『宝島』の撮影があり、そこで沖縄出身のエキストラのみなさんと仲良くなって、7月の僕の誕生日に一緒にパーティーしたりとか、『東京どうですか?』と聞かれれば『ただただ楽しいですね』っていつも答えていました」
地方から上京したての大学1年生張りに、アーバンライフを超満喫。さすが、学生時代から遊びには余念がない。

東京で知り合ったプロデューサーからミュージカル系の舞台の仕事をもらったり、所属事務所のオリジンからは東京でお笑い単独ライブと、チョコチョコ仕事が舞い込んでくる。
その間に、映画やドラマのオーディションに行ったり、エキストラをやったりと忙しい日々を送っていた。
「イメージすることが現実につながる」言霊の大切さ
「最速、2024年の夏もしくは冬にハリウッドというスピード感もなくもないと思いましたが、2025年10月、ここから加速度を増していきたいです。上京して3年目の2026年には、全国区で超有名になりたいです」
別に酔っ払って言っているわけでもネタでもない。大真面目に言っている。「イメージすることが現実につながる」がベースのベンビーにとって、言霊の大切さも重々わかっている。
2010年ブラジルW杯でエース本田圭佑が「日本優勝」を堂々と掲げたとき、さすがに大風呂敷広げすぎだろうと誰もが嘲笑した。しかし本田は本気で発言することで自身にプレッシャーをかける意味もあった。
それと同じだ。笑いたきゃ笑えだ。

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