「返済額」より「借入額」を見て判断するリスク
ここからは、行動経済学の知見を活用して、住宅ローンに関わるリスクを見ていきます。まず「借りている金額を甘く見てしまう」リスクです。
まずは「アンカリング効果」について見ていきましょう。アンカリング効果とは、最初に提示された数字などが基準となって、無意識にその後の判断に影響を与える効果のことです。
たとえば、スーパーなどで、もとの値段が消されて値引き後の額が書かれているのは、アンカリング効果による安さの演出です。
欲しい家を見つけて、住宅ローンを検討する場合、最初に意識する数字は「借入額」でしょう。家の価格や諸経費などから、まず借りる金額を算出します。
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【次に、返済プランをシミュレーション】
