東大生の親は「大丈夫?合格できそう?」とは聞かない 受験生の親は子供の合格を祈るべきではない納得のワケ

✎ 1〜 ✎ 207 ✎ 208 ✎ 209 ✎ 210
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
漫画『ドラゴン桜』
漫画『ドラゴン桜』
漫画『ドラゴン桜』
漫画『ドラゴン桜』
(漫画:©︎三田紀房/コルク)

皮肉なことに、「東大に合格してほしい」という直接的な願いを口にする親よりも、「合格できなくても大丈夫」という思いを持ちながら見守る親の方が、子供を合格に導きやすいのです。

合格に近づける親のあり方とは

この連載の一覧はこちら

大事なのは、焦らずに努力を承認し続けること。合否よりも「頑張る過程」に目を向けて、「この経験があれば将来きっと大丈夫」と伝えてあげることです。

受験期において親ができる最良の支援は、結果を祈ることではありません。

「努力を承認し、子供の存在そのものを肯定する」ことです。

不合格になっても大丈夫。そう言ってあげられる親の方が、結果的に子供は伸びる。

受験生の親である皆さんも、ぜひそのことを意識してみてください。

受験勉強や、子どもへの教育など、西岡壱誠さんへの質問を募集しています。こちらの応募フォームからご応募ください。
西岡 壱誠 ドラゴン桜2編集担当

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事