たまたまかもしれないが、おそらくワンオペのママさんが子どもを連れてきていると思われるグループをいくつか見かけた。丸源ラーメンは、ラーメン店でありながらもファミレスに近い店舗形態になっており、テーブル席だけでなく小上がりの座敷席もある。
そこにキッズチェアを置いて小さな子どもと食事をするワンオペ中のママさんや、幼児から小学校高学年と見られる男子を含む、4人の子どもを連れて来ているママさんの姿があった。
つまり同店はワンオペ中でも子どもを連れて行きやすいほど、親にとって利用しやすい条件が揃っているということではないだろうか。
先ほど述べた店舗形態、「ミルクのお湯のサービス」などに加え、キッズメニューの内容もしっかりポイントをおさえつつ価格は控えめだ。
今回子どもの食事にかかった金額は、ドリンクを含めても合計で492円。選べるおもちゃがついた上でのこの価格は、ファミレスより安いと感じる。
そこに「離乳食の選択肢」「小上がりがある」「大人と同じものを食べたいが、おもちゃも欲しい子へのメニュー」などの条件が加わると、もはやファミレスよりも利用者の幅はぐんと広がる。そのため、親たちは「丸源ラーメンは子連れで行きやすい」とイメージするのではないだろうか。

親子3人で夜ご飯を食べる場合の予算感
では、親子3人で夜ご飯を食べる場合の予算感はどうだろうか。子どもの食事を含めると合計3308円だった。
今回は筆者が車を運転して行ったためアルコールは控えたが、もし2人ともビールを飲んでいたとしても4000円でおさまるくらいになる。
・磯海苔塩ラーメン(803円)
・ねぎ肉そば(957円)
・味玉(165円)
・生ビール(539円)
・丸源餃子6個(352円)

無料会員登録はこちら
ログインはこちら