面白いと思ったのは「肉そばデビューセット」。丸源ラーメンの看板メニューである「肉そば」とおもちゃがセットになっている。肉そばというのは、チャーシューではなく豚肉がトッピングされたラーメン。公式HPによれば「旨みの強い豚肉を、注文ごとに1杯1杯手鍋調理で炊き込み、柔らかく仕上げている」ということらしい。
通常の(大人用の)肉そばも同じく792円。同じ値段で同量の肉そばを食べられるだけでなく、おもちゃももらえるというものだ。
「キッズメニューでは物足りなくなってきたが、おもちゃは欲しい……」その狭間にいる子どもの心もおなかも満足させてくれるというもの。
離乳食も209円とある。赤ちゃんから小学校6年生まで、どんな年齢層の子どもがいてもOKだ。また、メニューの下部にある「パパ、ママへお気軽にお申し付けください」の文字が目に入った。

「ミルクのお湯 ご用意しております」「ブランケット ご用意しております」……これは子連れにとってはとても嬉しい表記。我が子の乳児時代を思い出す。もはやかなりおぼろげだが、外出時にミルクを飲ませる場合は、確かキューブ型のミルクの他に、お湯も水も持ち歩かねばならなかったような……。
ただでさえ乳児時代の外出は、おむつやら抱っこ紐やらと大荷物になる。それゆえ、お湯などが調達できる授乳ルームがある百貨店やショッピングモール等は大変助かる場所だった。
通常、ファミレスやレストランなどに行ってもミルクのために店員さんを呼んでお湯をもらうということはできない(仮にOKだったとしても、さすがにそれは言いにくい)。
このように、店側から一言書いてあるだけで断然客側からお願いしやすくなる。丸源ラーメンが子連れ客に対して歓迎していることが、この表記だけでも伝わってくる。
安定の「選べるおもちゃ」に子どもは大喜び
やはりこの「好きなおもちゃをかごから選べる」システムを喜ばない子どもはいないのではないだろうか。
決められたおもちゃが1つ付いてくるとか、おもちゃはペーパークラフトなどになっている(個人的には好きだが)お店も多くなってきたように感じる。
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